新型ワクチン接種に興味なし、52%
2009年11月に米AP-Gfk Pollによって行われた世論調査によると、アメリカ国民の半数以上が新型インフルエンザワクチンの接種に消極的であることがわかりました。
アメリカでは、10月までの員方インフルエンザによる死者は3900人の上っており、日本の死者数が50人に満たないことを考えると、遙かに深刻な状況です。しかしながら、ワクチンの接種に対しては今回の世論調査にもあるように消極的な意見が目立ち、とても興味深い結果になっています。
この結果の背景には、以前から心配されており、先日カナダでその問題が表面化した新型ワクチンの副作用問題が大きく影響しているようです。実際に、副作用問題に関して行われた世論調査でも、4割近くの国民が新型ワクチンの安全性に不安を感じると回答しています。
日本でも同様の世論調査がNTTナビスペース社によって行われておりますが、日本人も4割程度の人が新型インフルエンザのワクチンを受ける予定はないと答えています。
http://www.research.nttnavi.co.jp/pdf/304z/910influenza01.pdf
メディアではワクチン摂取に殺到する人々の様子やワクチン量の問題などがクローズアップされていますが、ワクチンを積極的に打ちたい一部の人々にワクチンが行き渡った後には、意外にワクチンが有り余ってしまう状況が訪れるかもしれません。
個人的には、医療機関が充実し、衛生に対する意識の高い先進国であるアメリカや日本は、ワクチンを海外から買いあさるほど大騒ぎする必要は全くないと感じます。もちろん政府としてはパンデミックによる最悪の事態を想定して準備しなければメディアが騒ぎ出してしまうので仕方ないとは思いますが、必要以上のワクチンは医療機関の充実していない途上国に無償で提供するぐらいの心意気があるといいかなと思います。医療機関もなく、衛生状況も悪く、ワクチンもなく、治療薬さえも足りない途上国のことを考えるやさしさを持てる国でありたいですね。



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